レクリエーショナルスクーバ基準

レクリエーショナル・スクーバ

アシスタントインストラクター (ISO 24802-1)

意図

SSIアシスタントインストラクタープログラムは、アシスタントインストラクターとしての任務を実行するために必要な知識及びトレーニングを候補生に提供する。
これらの任務には、オープンウォーターインストラクターの監督下でエントリーレベルのスクーバトレーニングを開催すること、及び単独でスクーバスキルズアップデート、トライスクーバ、及びパーフェクトボイヤンシープログラムを実施することが含まれる。

最低インストラクター資格

アクティブステータスを有するアシスタントインストラクタートレーナーは、アシスタントインストラクタープログラムを実施することができる。

候補生の参加前条件

  • 最低年齢:18歳。
  • 少なくとも60回、合計40時間以上のオープンウォーターダイビングのログ記録があること。
以下のアクティブステイタスを有するSSI認定、又は承認されたトレーニング機関の同等資格があること:
  • ダイブマスター

時間

  • 完了するための推奨時間: 35-42時間

深度制限

  • プール/限定水域の最大深度制限:5メートル。

最低限必要な監督

  • アクティブステイタスを有するアシスタントインストラクタートレーナーは、全ての学科セッション及び水中活動を直接監督しなければならない。

完了するための必要条件

  • 少なくとも75回、合計50時間以上のオープンウォーターダイブのログ記録があること。
  • インストラクタートレーニングコースデジタルラーニングのレビュー及び評価を含む、セクション1-6を読み完了すること。
  • インストラクターマニュアルのインストラクタートレーニングコースに沿って、学科セッション1-6を完了すること。
  • プログラムのファイナルエグザムを完了すること。
  • 候補者が評価を受けてから6ヶ月以上経過している場合は、SSI一般トレーニング基準に概説されているように、候補者のウォーター・フィットネス評価を完了する。
  • インストラクターマニュアルのインストラクタートレーニングコースに沿って、実践応用セッション1-7の全ての必要条件及び評価に合格すること。

認定

  • トレーニングが完したら、全ての必要な書類と共に候補生のトレーニングレコードをMySSIシステムにアップロードするか、又は管轄のSSIサービスセンターに送ること。
  • 候補生はSSIアシスタントインストラクターに認定される。

アクティブステイタス資格

アクティブステイタスを有するプロフェッショナルダイブガイドにより教えらえるプログラムに加えて、アクティブステイタスを有するアシスタントインストラクターは、アシスタントインストラクタートレーニングコースの完了後、以下のプログラムを教え、監督し、承認又は認定カードを発行することができる:
  • トライスクーバ
  • スクーバスキルズアップデート
  • パーフェクトボイヤンシー
SSIダイブマスターにより実行される任務に加えて、アクティブステータスを有するアシスタントインストラクターは、以下を行うこともできる:
  • アクティブステータスを有するオープンウォーターインストラクターの間接監督下で、オープンウォーターダイバーの学科及びプール/限定水域を教えること。
  • アクティブステータスを有するオープンウォーターインストラクターの間接監督下で、オープンウォーターダイバープログラムのオープンウォータートレーニングダイブ中に水面スキルを直接監督し評価すること。
  • いくつかのSSIスペシャルティプログラムのスペシャルティインストラクターの資格を得ること。
  • インストラクタートレーニングコースに参加すること。
  • SSIエクスプローラーインストラクターオンライン アップグレードを完了すること。
アシスタントインストラクターが行なってはならないこと:
  • オープンウォーターダイバー認定を発行すること。
  • エントリーレベルのスクーバトレーニングのオープンウォータートレーニングダイブを単独で実施すること。
  • 緊急浮上スキルを教えること。

緊急浮上スキル

  • 緊急スイミング浮上(ESA)
  • 緊急浮力浮上(EBA)
  • ガス共有浮上
  • 意識不明ダイバーのレスキュー
  • 個人用メモを作成する
  • 翻訳ミスを報告する
  • テクニカルエラーの報告