XR 基準

オープンサーキット・プロフェッショナル・プログラム

ハイポキシックトライミックスインストラクター

意図

SSIハイポキシックトライミックスインストラクタートレーニングコースは、候補生をハイポキシックトライミックスインストラクターとして認定する。

最低インストラクター資格

アクティブステイタスを有するハイポキシックトライミックスインストラクタートレーナーは、ハイポキシックトライミックスインストラクタートレーニングコースを実施することができる。

候補生の参加前条件

  • SSI一般トレーニング基準に沿って、適切な器材コンフィグレーションでのトータルダイビングシステムを自己所有し使用すること。
少なくとも以下のログ記録があること:
  • 合計250回のダイビング
  • 30回の60m以深度への減圧ダイビング
以下のSSI認定、又は承認されたトレーニング機関からの同等資格があること:
  • ハイポキシックトライミックス
少なくとも以下を発行していること:
  • 10人のテクニカルエクステンデッドレンジ認定

注意 | 候補生が必要な認定を発行していない場合、免除を要求し追加の完了必要条件を満たすことによりインストラクタートレーニングコースを完了してもよい。 詳細については、「完了の必要条件」を参照すること。

以下のアクティブステイタスを有するSSI認定、又は承認されたトレーニング機関の同等資格があること:
  • ディープダイビングインストラクター
  • ダイバーストレス&レスキューインストラクター
  • エンリッチドエアナイトロックスインストラクター
  • テクニカルエクステンデッドレンジインストラクター

時間

  • 完了するための推奨時間:16時間

水中での人数比

  • 候補生とインストラクターの人数比は3:1。

深度制限

  • プール/限定水域の最大深度制限:12メートル
  • オープンウォーターの最大深度制限:100メートル。

完了するための必要条件

3日間のセミナーに参加し、成功裏に完了すること:
  • 全てのSSI一般トレーニング基準、及び候補生が認定を取得するXRプログラムに関連する基準のレビュー。
  • プログラム固有の受講生及びインストラクター教材のレビュー。
  • 該当するファイナルエグザム。
  • プログラム及びトレーニングレベル対して適切なトピックに関する1回の学科プレゼンテーション。
  • XRダイブプランニングシートに対するオリエンテーションのためのダイブプランニングセッション。
  • 適切なトータルダイビングシステムの器材コンフィグレーションセッション。
  • SSI一般トレーニング基準に記載されているXR候補者のウォーターフィットネス評価を受けてから6ヶ月以上経過している場合。
  • 全ての必要なプログラムスキルのプレゼンテーション及び評価を含むプール/限定水域セッション。 全てのスキルは、デモンストレーションクオリティで実行しなければならない。
  • プログラム及びトレーニングレベル対して適切なトピックに関する1回の水中講習プレゼンテーション。
  • インストラクター役として行動しながら、ハイポキシックトライミックスプログラムの少なくとも1回の完全な減圧ダイビングを計画し実施すること。
  • 意識不明ダイバーを5〜10mの深度から水面に連れて行き、レスキューする能力をデモンストレーションすること。

注意

  • 最小限必要なトータルダイビングシステム及びステージシリンダーは、全ての水中トレーニング中装備していなければならない。
  • 計画されたダイビング中、候補生は受講生役として行動しながらアシスタント又は別の候補生を監督することになる。
  • ダイビングは少なくとも80mの水深に達し、少なくとも30分間の計画されたステージ減圧時間、及び少なくとも2回のガススイッチがなければならない。

チームティーチング免除

認定を受け取る前に、必要な認定数を発行していない候補生はセミナーを成功裏に完了した後、認定を受ける前に以下の必要条件を完了しなければならない:
  • アクティブステイタスを有するハイポキシックトライミックスインストラクターと共に、少なくとも2回の完全なハイポキシックトライミックスプログラムを共同ティーチングすること。
  • 共同ティーチング毎に(監督したインストラクターにより完了され署名された)推薦状を提出すること。

認定

アクティブステイタスを有するテクニカルエクステンデッドレンジインストラクターが教えるプログラムに加えて、アクティブステイタスを有するハイポキシックトライミックスインストラクターは、教える資格のある器材コンフィグレーションを使用して、以下のプログラムを教え、監督し、認定を発行することができる:
  • ハイポキシックトライミックス
  • 個人用メモを作成する
  • 翻訳ミスを報告する
  • テクニカルエラーの報告