XR 基準

オープンサーキットプログラム

エクステンデッドレンジ

意図

このプログラムは、以下を行うために必要なトレーニングをダイバーに提供する:
  • 自立して減圧ダイビングを計画及び実施し、
  • ツインセット又はエクステンデッドレンジサイドマウントトータルダイビングシステムで、
  • 最大深度45メートルまで、
  • 100%酸素までの減圧用混合ガスを使用し、
  • 最大累積減圧時間 25 分まで、
  • 同等又はそれ以上の資格のあるダイブバディと。

最低インストラクター資格

アクティブステータスを有するエクステンデッドレンジインストラクターは、エクステンデッドレンジプログラムを実施することができる。
インストラクターは、エクステンデッドレンジトライミックスプログラムを実施するには、エクステンデッドレンジトライミックスインストラクターとしての資格がなければならない。

注意 | エクステンデッドレンジトライミックスのカリキュラムは、使用される呼吸ガス以外は、トライミックスではないプログラムと全く同じである。

器材コンフィグレーション
  • エクステンデッドレンジサイドマウントインストラクター認定がある場合、SSIトレーニング基準に沿って、エクステンデッドレンジサイドマウントトータルダイビングシステムを使用することができる。

受講生の参加前条件

少なくとも以下のログ記録があること:
  • 合計50ダイブ
以下のSSI認定、又は承認されたトレーニング機関からの同等資格があること:
  • ディープダイビング
  • エンリッチドエアナイトロックス40
サイドマウントコンフィグレーションを使用する受講生の場合(上記に加えて):
以下のSSI認定、又は承認されたトレーニング機関からの同等資格があること:
  • レクリエーショナルサイドマウントダイビング

時間

  • 完了の推奨時間:18時間

最小必要器材

このプログラムに参加する受講生は、以下の器材コンフィグレーションのうちの少なくとも1つを使用しなければならない:
  • 完全なツインセットトータルダイビングシステム。
  • 完全なエクステンデッドレンジサイドマウントトータルダイビングシステム。
含まれるもの:
  • 1本のステージシリンダー。

水中での人数比

  • 受講生とインストラクターの人数比は4:1。

深度制限

  • プール/限定水域の最大深度制限:12メートル
  • オープンウォータートレーニングダイブ1及び2の最大深度制限:30メートル
  • オープンウォータートレーニングダイブ3及び4の深度範囲:30から40メートル
  • オープンウォータートレーニングダイブ5及び6の深度範囲:30から45メートル。
  • 少なくとも1回のダイビングは、深度40メートルに達しなければならない。

完了するための必要条件

  • インストラクターマニュアルのエクステンデッドレンジに沿って、全ての学科セッション及び評価を完了すること。
  • プログラムのファイナルエグザムを完了すること。
  • エクステンデッドレンジトライミックスの資格を得る場合は、エクステンデッドレンジトライミックスのファイナルエグザムを完了すること。
  • エクステンデッドレンジダイブプランニングシートを使用して完全なダイブプランを自立して立てること。。
  • SSIジェネラルトレーニングスタンダードに記載されているXRウォーターフィットネス評価を完了する。
  • インストラクターマニュアルのエクステンデッドレンジに沿って、少なくとも2時間の最小累積時間を伴う少なくとも1回のプール/限定水域スキル開発セッションを完了すること。
  • インストラクターマニュアルのエクステンデッドレンジに沿って、少なくとも6回のオープンウォータートレーニングダイブを完了すること。

トレーニング条件

呼吸ガス及び減圧

  • オープンウォータートレーニングダイブ1及び2は、受講生のダイブコンピュータ、ダイブプラニングソフトウェア、又はSSI空気/ EAN併用ダイブテーブルの無減圧限界内で計画を立てなければならない。
  • 実際のステージ減圧トレーニングは、オープンウォータートレーニングダイブ3〜6で実施しなければならない。
  • エクステンデッドレンジトライミックスの資格を得る場合、オープンウォータートレーニングダイブ5及び6は、トライミックスガスを使用して実施されなければならない。
  • オープンウォータートレーニングダイブ3及び4の全ての必要な減圧停止の合計時間は、主要プランに基づき、各ダイビングで15分を超えてはならない。
  • オープンウォータートレーニングダイブ5及び6の全ての必要な減圧停止の合計時間は、主要プランに基づき、各ダイビングで25分を超えてはならない。
  • オープンウォータートレーニングダイブ1〜4の合計時間は、最低2時間でなければならない。
  • オープンウォータートレーニングダイブ5及び6の合計時間は、最低90分でなければならない。

環境

  • 環境又は水域のコンディションが、累積時間の必要条件を満たすには安全ではないか又は実用的ではない場合、追加のトレーニングダイブを予定するべきである。

手順

  • オープンウォータートレーニングダイブ1及び2は、器材コンフィグレーションセッション、XR水中適正評価、及び全てのプール/限定水域スキル開発セッションを受講生が成功裏に完了した後にのみ実施することができる。
  • オープンウォータートレーニングダイブ3〜6は、受講生が全ての学科セッション及びオープンウォータートレーニングダイブ1及び2を成功裏に完了した後にのみ実施することができる。

アップグレード

エクステンデッドレンジトライミックスにアップグレードするために、エクステンデッドレンジの受講生は以下を行わなければならない:
  • インストラクターマニュアルのエクステンデッドレンジに沿って、全ての学科セッション及び評価を完了すること。
  • プログラム固有のファイナルエグザムを完了すること。
  • エクステンデッドレンジダイブプランニングシートを使用して、完全なトライミックスダイビング計画を自立して計画すること。
  • インストラクターマニュアルのトライミックスを使用するエクステンデッドレンジに沿って、オープンウォータートレーニングダイブ5及び6を完了すること。

認定

全ての学科及び水中の必要条件を完了したら、SSIプロフェッショナルはプログラムのデジタル認定カードを発行することができる。
SSI エクステンデッド レンジ認定は、自律的にダイビングを行う資格を取得者に与える。
  • ダイバーのトレーニング及び経験に似た環境で、
  • ツインセット又はエクステンデッドレンジサイドマウントトータルダイビングシステムで、
  • 最大深度45メートルまで、
  • 100%酸素までの減圧用混合ガスを使用し、
  • 最大累積減圧時間 25 分まで、
  • 同等又はそれ以上の資格のあるダイブバディと。
SSIエクステンデッド レンジ トライミックス認定は、以下の条件で自律的にダイビングする資格も所得者に与える:
  • トライミックス呼吸ガスの使用。

クレジット

インストラクターの裁量により、テクニカルエクステンデッドレンジプログラムのオープンウォータートレーニングダイブ1及び2は、エクステンデッドレンジプログラムからのクレジットにしてもよい。
  • 個人用メモを作成する
  • 翻訳ミスを報告する
  • テクニカルエラーの報告